続・deltarune chapter2はよかった

ちゅうい
  • こないだの感想文は全然考えが足りなかったかもしれない、と「更に」プレイして思いを追記しました
  • deltaruneはよかった
  • 雑然としています
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  • 「スパムトンNEOと1対1で戦う」という状況に至るまでのルートに関するネタバレを記載しています。
やった

説明書きの「…エンディングは、1パターンだけ…?」につられ、ネットで攻略情報をチラ見しつつ、果たしてそのルートに突入した。聞こえはいいけど「Gルート」とは違うので、もう少し響きの正しい名前がほしい。
(20210921追記)
「A(alternative)ルート」と呼ばれつつあるそうです。それは悪くない

エンディングは変えず、ここまで道のりを変えてくるのが「最高」だった。

通常ルートは選択肢が「ラルセイやスージィに好かれるためにいい子になろうとしすぎるのでは(クリスはそんなにいい子でなくてもいいのでは?)」とためらうことが多かった。
今回は、選択肢が逆にこちらを狼狽えさせてきた。

  • 執拗にノエルと観覧車に乗ろうとする
  • 凍てつく指輪を入手するため、頑なに「入手」を選ぶ
  • 冷徹に「前進」を命じ続ける

……そこまでのことを考えた覚えはない。自分の予想もつかない選択肢を出してきてビビらせてきた、この選択肢に自分と乖離したものを感じて「クリスは、ほんとうは何を思っているんだろうか……?」と途中ではこの選択肢がどっちの意思によるものかわからなくなっていた。
だがしかし、「ノエルに敵を凍結させる」というルートを選択したのはプレイヤー自身でもある。何故なら、見てみたかったから……。
特定の条件を満たした時にパズルと会話を放棄して敵を倒していくRPGに戻っていくことができるのはUNDERTALEの時と同様、やっぱり(作者が)そういうの好きなんだなあと感じた。

 
deltaruneがUNDERTALEとは全然違う方向を目指しているのか。それも、わからなくなった。
少なくとも、ゲームと我々の関係性については当初のルートよりずっと意識させられており、テーマはUNDERTALEでも強く感じたことに近いのかもしれない。
UNDERTALEでは「Level Of ViolEnce」がステータスとして可視化されていたけど、deltaruneはもう少し「こちらと向こう(たとえば器とタマシイ、クリスと我々)」に焦点が寄っているのかもしれない。

最後、ノエルの病院への見舞いイベント後の独白。やっぱり、タマシイを動かして選ぶ主体は「我々」なのかもしれない。


(でも、じゃあなんでタマシイのない状態ではナイフを……?クリス自身の性格は、ノエルへの気持ちは本当に選択肢に一切関わっていなかったのか……?と考えることになるので、まだわからないことが多い。まだchapter2/7だから慌てる時ではない……)



これとは別の話として、音楽や名前の中で仄めかしていたスパムトンNEOをメタトンNEOになぞらえて冒険の最後で主人公1人の前に立ち塞がって、今度はATKの代わりにDEFを上げて正しく壁になってくるの、何もわからないけど最高ってことしかわからないよ……。



さいごのちゅうい
  • 通常ルートにはこのルートとはまた違う比べられない魅力があり、情緒に良い影響を与えています
  • 基本的にこのゲームはトビー・フォックスが大好きなものを詰め込んだ、愛おしむべきゲームだという立場で喋っています